欧州旅行記~その10~

度々クラフクから山田です。

クラクフは西54kmのオシフィエンチムという街への拠点。
ドイツ名で「アウシュヴィッツ」。
第2次世界大戦中にナチス・ドイツがポーランド人やユダヤ人等を捕らえ送った強制収容所が今は博物館となっています。
2km離れたビルケナウは「第2アウシュヴィッツ」と呼ばれ更に広大な強制収容所です。

リトアニアの「KGB博物館」も残酷で衝撃でしたが、この旅で改めて大国ロシアとドイツの影響力、及び、それら2大国に挟まれた立地が故に翻弄され続けたバルトやポーランドの激動の歴史を感じています。
現代の豊かな世界を築いている科学技術、通信、物流、学問等の発展が戦争と共にあったとは言え、やはりいろんな事を考えさせられました。
音楽や芸術、勿論楽しんでいきたいですが、作品が生まれた時代や場所、作者の背景等も感じていければと思います。「シンドラーのリスト」や「戦場のピアニスト」といった映画、重いけど歴史を伝える大切な映画だと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA