欧州旅行記~その28~ヨーロッパ旅の最後に…

2007年10/3(水)~11/30(金)の2ヶ月のヨーロッパ旅行、広く浅くですが、東から西まで、とても有意義なものになりました。
「あ~本当に来てよかった…」旅の途中で何度つぶやいた事でしょう。
気の赴くまま適当に撮ってた写真も8,500枚を超え、各街の地図やパンフ等と合わせ、一体どう整理しようかなといったところです(^O^)。
以下、ご参考まで…
「気温」…10月のバルト~中欧~ドイツ~イタリアにかけては10~15度くらいで長袖シャツにコート。
イタリアのジェノバ越えて地中海沿いからスペイン、ポルトガルは11月でも15~20度で日差しもきつく暑いくらい。
北上してパリ~ルクセンブルグ以降は5~10度切っていよいよセーター投入といった感じでした。
「言語」…英語が母国語なのは本当にイギリス(とアイルランド)だけなんですね(笑)。
他は全て各国自国言語。
西欧は英語メニューや表記あったり英語でそれなりに旅できますが、バルトと特に中欧はちょっと苦戦したかも。
食のメニューは、自国言語で読めるようになりたいですね~、
特にフランスやイタリア。
「通貨」…西欧は、イギリス・ポンド(とスイス・フラン)以外は全てユーロで楽ですが、バルト~中欧は全て各国自国通貨。
両替、両替、また両替の連続に言語も変わって頭がパニクってた日々が今となっては懐かしい…
「国境越え」…EU加盟国間では、税関・セキュリティ検査は基本的になし。
なので、列車やバスに乗ったまま検査官がやってきて、簡単なパスポートチェックのみでした。
バルト~中欧はパスポートにスタンプたくさんですが、西欧は「シェンゲン条約」加盟国間により入国1ヶ国目以降スタンプなし、それに多くの場合、パスポート・チェックすらなし。
楽でいいけど、やっぱりスタンプないのはちょっと寂しい(>_<)。 実際、10/25のドイツ入国スタンプ以降、11/29のオランダ出国スタンプまで、ブリュッセルとロンドン往復除いてパスポートにスタンプなし、記録上はオーストリアも伊も仏も西もポルトガルもルクセンブルグも行ってない…や、やっぱり寂しい…個性的な各国のはんこが欲しい! 「鉄道」…遅れて当たり前と思いましょう。 時刻表やチケットに書いてある時間は、だいたいそれくらいの時間だと思いましょう。 特にフランスやドイツは、ストライキに気を付けましょう(フランスのストは、オランダでニュース見ててもまだやってたし、サボタージュまで起こったとか…)。 自動改札、丁寧な案内表示、アナウンス、、日本のサービス常識の概念は捨てましょう。 ある国のある都市から違う国のある都市への移動に使う列車やバスが、違う国からやってきたり、また違う国に向けて走っていっても、島国日本の固定概念は捨てましょう。 それでもやっぱり、、、ヨーロッパは鉄道駅そのものが芸術、ガタンゴトン、旅人も飛行機やタクシーとは違いどこか逞しく、ヨーロッパ鉄道の旅、名残惜しいです… 「白いご飯」…本当に日常食べないんですね、ヨーロッパの方々(笑)。 湯気立つご飯にお箸でいろんなおかず、味噌汁や豚汁、赤い明太子、糸引く納豆、醤油に卵に刻み海苔、煮物、お好み焼きや白味噌お雑煮の上で踊る鰹節に青海苔、刺身に彩りと味わいを与えると共に殺菌効果をも兼ね備えた山葵、おでんにからしに熱燗、焼鳥に焼酎、和紙に乗った天麩羅に大根おろしに天つゆ、ざるそばの後のそばつゆ、はもに梅肉乗せて、魚素麺、…和って素晴らし過ぎる。 「絵」…泊まったホテル、思い出のレストラン等、ごく自然に素敵な絵が掛かってたと思います。本当にごく普通に日常にアートが。 美術館もまた行きたいな~。 「ボナペチ」…バルトから西欧まで、かなりの範囲で共通語だった記憶です。 他は、「Enjoy meal.」、「Here we go.」。 最後に、とても個人的なタイミングで勝手に休学して出た2ヶ月のヨーロッパ旅行にも関わらず、お忙しい中ブログ更新し続けて下さった verve music school に感謝します。 今年から通い始めた渋谷の音楽スクール、初心者の私に忍耐強く教えてもらって勉強になってますし、今回の旅も音楽という一つの目的があって意義のあるものになりました。 5周年、おめでとうございます、verve万歳! アムステルダム・スキポール国際空港にて、KLM0861帰国便を待ちながら、 山田。

欧州旅行記~その28~ヨーロッパ旅の最後に…」への1件のフィードバック

  1. 二ヶ月も一人ですごいな~
    オレには無理だぁ~
    っつーか「白いご飯」のくだりがスゴイな~
    毎日白いご飯を食べているボクでも読んでいてお腹が空いてきました。

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