【楽譜を読む・楽譜の仕組み】〜4分音符を理解する〜

まずは4分音符の練習です。
4分音符は、大抵の曲でカウントや拍でもあり、これからもずーっと基本のモノとなります。
 
 
 
4分音符とは、黒丸に棒が付いた形の音符の名称です。
 
こんな形です。
 
ちなみに4分音符の「4」と言う数字は気にしなくて大丈夫です。
 
「1カウント」の長さと思ってください。
この「1カウント」を「ター」(タアでも可)と読んで(表現して)ください。
 
なので、4分音符が4つ並んでいたら、
「ター ター ター ター」(タア タア タア タア)
です。
 
「タッ」と短く言ったり、ターーーと長く言ってもダメです。
 
これを楽譜に表すと、
こんな感じです。
 
無機質に機械的に言うことを目指してください。
ある意味音楽とは思わずに、“ただそれだけの事”と思います。
 
 
 
次に歯抜けのパターンをいくつかやりましょう。
 
「4分音符(黒丸棒)」と同じ間隔・長さの休みが「4分休符」です。
 
こんな形です。
「あー、見たことある」と言う方も多いと思います。
 
ターと同じ長さの休みで、「ウン」と表現しましょう。
 
先程の
「ター ター ター ター」と同じタイミングで、
「ウン ウン ウン ウン」と言えるようにします。
 
これも「ウッ」や「ン」短く言ったり、「ウーン」と長く言ってはダメです。
 
あ、ここで一つ注意点です。
「音符」「休符」と言う名前ですが、同じベクトルのモノと思ってください。
“表現するもの”・“表現しないもの”と思ってはダメです。
同じ空間を「ター」と「ウン」と呼ぶだけです。
 
 
 
では、「ター」と「ウン」のミックス例をいくつか。
 
 
[b]は、「ウン ター ター ター」
[c]は、「ウン ウン ター ター」
[d]は、「ウン ウン ウン ター」
 
これも無機質に言うだけです。
 
簡単ですよね?
ここまでで「なんだかよくわからないな?」と言う方は、もう一度読み直してみてください。
大事なのは、音楽と思わない事です。
 
 
 
「なんだ、簡単だなー」と思う方は、次の練習へどうぞ。
 
・下記の並びを言ってみましょう。
 
♪答え♪
[e]は、「ウン ター ター ウン」
[f]は、「ター ウン ター ター」
[g]は、「ウン ウン ター ウン」
[h]は、「ター ウン ウン ター」
[i]は、「ウン ター ウン ター」
 
 
出来た!と言うかたは、次のステップです。
 
 
 
ここで、最初に書いた「1カウント」についてです。
「カウント」と言う表現をしましたが、音楽では様々な表現をします。
 
カウント、テンポ、BPM、拍、ビートなど。
全部同じモノと思ってください。
 
正確には、テンポとBPMは、そのカウントを数字化したものです。
その数字化したカウントを正確に表現してくれるのが、メトロノームです。
 
リズムの練習をするにはメトロノームは不可欠です。
人のテンポ感は案外崩れやすいものなので、メトロノームで一定のテンポを刻んで、それに合わせる練習が大事です。
 
メトロノームは、今はそのモノ自体を買わずともスマートフォンアプリで無料のものをダウンロードすると良いです。
 
 
 
それでは次の練習に入ります。
 
そのカウントに合わせて、先程の4分音符課題を歌ってみましょう。
 
テンポが早すぎるとついていくのが大変なので、70くらいにしましょう。
(おそすぎても難しいです)
 
70(昔からの刻みだと72とか)でメトロノームの音を鳴らして、4つ、もしくは8つカウントを聴いた後に、先程のリズムを歌います。
 
4つ、もしくは8つカウントを聴いてから入る理由は、その聞こえてくるタイミングを体に取り込んで、それに乗ってシンクロして歌えるようにする為です。
 
70で出来たら、80、90、100とテンポを上げてみましょう。
 
そうしたら65、60とテンポを落としてみましょう。
 
音ゲーと一緒です。
ただ合わせるだけです。
音楽的な事は何も考えなくて大丈夫です。
 
*ここで注意点
何回もやってると覚えてしまうものです。
経験上、だいたいの皆さんは、覚えた瞬間楽譜を見なくなってしまいます。
それでは、楽譜を見る練習にならなくなるので、あくまでも楽譜を見続けて、そこに書いてあるリズムを歌っていると言う意識を持ち続けましょう。
別な言い方をすると、覚える必要は全くないので、とにかく見てそれに反応すると言う事を養います。
 
 
♪ 4分音符まとめ
 
ここまでいかがでしたでしょうか?
多少なり楽譜が読める方にとっては、なんでもない事だと思います。
ただ、これが全ての基本となります。
もっと複雑な16分音符などの細かいリズムや、騙されそうなタイでつながったリズム。
また、さまざまな拍子など、全ての元となる事です。
 
逆に言えば、どんな曲を聴いてても、これ(4分音符でありカウント)を抽出して聞こえて来なければ、その先へは進めません。
 
 
次回は、2分音符を含めた練習をしましょう。
 
 
【楽譜を読む・楽譜の仕組み】〜4分音符を理解する〜
おわり

今週のスクールBGM

今週のスクールBGMは、Norah Jonesで「Come Away with Me」です。

この中にある「One Flight Down」の、I – V7 – VI7を聴いた時、おぉって感じでした。

なんのこっちゃですかね(笑)

どういう事だか聞きたい方は、次回お越しの際にたずねてください。

【楽譜を読む・楽譜の仕組み】〜音名を読む〜

音の高さ(音名、オタマジャクシの玉)は、どれでも良いのである一つの音がわかれば、そこから数えて読むだけです。

そこには、何の考えも要りません。
ただ数えるだけです。

 

あっ、その前に「ドレミファソラシド」の順番が頭の中に入っている事が前提です。

みなさんに尋ねると案外多いのが、「ドレミファソラシド」は言えるけど、逆からとか、途中から、例えば「ファソラシドレミファ」とか、「ド」以外の音名からのアップダウンができない事です。

「ドレミファソラシド」と言うのは、よく聞く並びでもあるので、皆さんスラスラ言えますし、頭では「音の順番」と言う事はわかっていても、「ドレミファソラシド」と言う1つの単語として覚えているだけだったりします。

ですので、いざランダムに「ミの下の音は?」「ソの上の音は?」と質問をすると、「えーーーーっと」と時間がかかってしまいます。

大事なのは、音名を読むのは先にも述べましたように「ただ数えて読む」だけです。

何の感情も要りません。

“もの”を定規で測って、書いてあるメモリを読むのと一緒です。

楽譜と言うと、「難しいもの」と言う先入観が先に出てしまいがちですが、「ただ読む」ようにしましょう。

 

あと、「あるある」ですが、音程をつけようとしてしまう事です。

音程は付けなくて良いです。
棒読みにしましょう。

音程と言う無駄な思考は取り除き、高さ(音名)を読む事だけに専念しましょう。

 

・例題です。(ト音記号で)

「シシララ ソファファシ ファファミレ シシ」

フラットやシャープなども無視して大丈夫です。
それらを意識するのは次のステップです。

 

「ラソラ ファレラソ ファファソソ ラシラシ」

それともう一つ、覚えないようにする事です。
言えたら、もうそれはそれでオッケィです。

覚えると言う脳を使わずに「反応して読む」と言う脳を使うようにしましょう♪

とは言ってもある程度スラスラ読めるようになるにはトレーニングが必要です。

 

あ、あととっても大事なこと、
楽譜に音名を書き込まない事です。

書いた瞬間、楽譜上の音符ではなく、カナしか見なくなってしまいます。
そうすると、リズムが見えなくなってしまいます。

 

次回はせっかくなのでリズムの話を。

 

【楽譜を読む・楽譜の仕組み】〜音名を読む〜
おわり