【音楽理論】テンションコード

『かっこいいテンションを教えて下さい』
とちょいちょい言われます。

 

例えばドミナント。

♭9thはマイナーキイのダイアトニックノートなので普通の事。
メジャーキイであれば、マイナーキイからの借用和音でちょっとアンニュイ感がでたり。

♯9thは、オルタードのサウンドだったり、ブルースフィーリングだったり。

13thは、♭であればこれまたマイナーキイのダイアトニックであり、メジャーキイの場合はマイナーキイからの借用和音。

それぞれの調性とスケールとコードが身についた上で、その場所に対してどの響きをぶつけようかな〜と思う事で、決してオールマイティーな飛び道具では無いと言う事です。

ま、お気に入りのテンションコードは誰しもあると思いますが。

 

味付けで例えるなら、醤油で食べようかな〜、塩で食べようかな〜、ケチャプかな〜、と、味を想像するように、各々の和音も想像できる耳を養い、狙って使えるようになる事が重要です。

そうすると逆に闇雲にテンションを酷使するのではなく、適材適所がわかるようにもなります。

 

メロディーラインで表現をするときは、音の並べ方によっても聞こえ方が変わるので、旋律だろうが、和音だろうが、ふかんで聴いた時に同じサウンドに聞こえる事が大事です。