楽器の場合、なるべく指は軽く動かした方が良いのですが、
軽すぎでもダメです。
軽く動かす事を意識しすぎて、動きがゆっくりになってしまう方もいます。
ピアノの場合、ゆっくりすぎると弦をハンマーで叩ききれずに音が鳴らなくなってしまいます。
サックスやフルートの場合だと、キイが閉じる間際の微妙な瞬間があると、音が出にくくなります。
なので、ある程度素早く軽くと言ったところでしょうか。
楽器上ばかりではなく、たまには机の上や膝の上で楽器を演奏するイメージを持って、指を動かしてみるとヒントになります。
素朴な疑問です:
「楽器演奏」と「器楽演奏」
って、違いはあるんでしょうか・・・???
いずれにせよ、楽器/器楽を奏で表現するって、かなりかなり難しいもんですね。。。
ty46さんへ
>「楽器演奏」と「器楽演奏」
まず、「楽器」と言うのは、体以外のモノ(音楽を奏でられる)の事を言うのだと思います。
ピアノ、ギター、サックス、カスタネット、酔っぱらいのオッサンの箸と茶碗、等々。
そう言う定義ですと、ここでは声は楽器では無いと言う事にしておきます。
比喩的な表現で、「声も楽器の一部」と言う言い方はしますが。
次に、「器楽」と言う言葉は編成等を指す言葉だと思います。
弦楽器、管楽器、打楽器等、フルオーケストラ編成だったりすると「管弦楽」。
弦楽器だけですと「弦楽」。
ブラスバンドみたいな管楽器や打楽器だけですと「吹奏楽」。
日本古来の楽器だけの編成ですと「雅楽」。
声だと「声楽」。
と言う風に「楽器」=モノに対して、「器楽」=編成と言う事が言えると思います。
ですので、「楽器演奏」と言う言葉の意味は、「楽器を使って演奏する」と言う解釈が出来ますが、
「器楽演奏」と言う言い回しは、正確には「器楽編成による演奏」とでも言いましょうか。
そんな気がします。
>楽器/器楽を奏で表現する
難しいと言うか、楽しいと思います。
ですが、「楽しいと思える」と言う事は、「レベルに合っている」と言う前提にあるべきかもしれません。
レベルとかけ離れた事をしてしまうと“辛さ”の方が上回ってしまいます。
音楽に限らずだと思いますが、「理解しうる難しさ」と言うものは、それが手が届く所、もしくは届きそうな所にあり、そこへ向かって行ける充実感や楽しさがあると思います。
ですが、「理解できない難しさ」と言うものは、範疇を超えてるものであり、ある意味やっててもつまらないと思います。
別な言い方をすれば、その前にもっとやるべき事があるはずであり、そのやるべき事をクリア出来ていないが為に出来なかったり、難しく感じたりするのだと思います。
ですので大事な事は、現時点でのレベルを把握した上で取り組むと言う事だと思います。
そうすると、理解しうる範囲内でクリアし修得していけるので、充実感と共にともて楽しく学べると思います。
先日、サックスを初めて1年くらいの生徒さんが、「譜面を見てわかってやっている感じが楽しい」とおっしゃってました。
楽しさと言うものもいろいろだと思いますが、そう言った内容を理解する事の楽しさを体験・実感すると、なお一層の楽しさが味わえます。
レベルに合っていて順序よく学んでいけば、その都度クリア出来て、そのクリア出来た事が楽しさであり、喜びであり、充実感だと思います。
ありがとうございます!
いろいろクリアになりました。
先生について行って、楽器演奏表現を高めていこうと思います!!
ヒントとなったようで良かったです。
それで、大事な事を書き忘れていました。
「器楽」ですが、“歌が入らない楽器だけの編成”と言う意味かもしれません。
が、違うかもしれません。。。
ぜひぜひ、音楽を楽しんでください。