少し前に木塚先生とステレオの話になりました。
ビートルズのある曲が完全に片チャンネルにオケ、片チャンネルにボーカルというパンニング(左右割り振りの割合)になっているそうでして、それを使って元のオケをカットし、木塚先生自身のオケにビートルズのボーカルを乗せたモノを聞かせてもらいました。
Take6の録音にもTake6のアカペラにエラ・フィッツジェラルドのボーカルを乗せたモノがあるので、そう言った手法なのでしょうね。
ジャズの録音でも完全に左チャンネルにサックスを振っている録音があったりもします。
50年代後半から60年代にかけてモノラルの時代からステレオの時代に切り替わる時に、左右に振れるようになったモノをどういう風に扱うか試行錯誤があったのですかね。
今の時代でも各楽器のパンニングは決まりが無いのでミックス時には試行錯誤ですね。
ちなみに1chのモノラル意外、2ch以上の事を全てステレオと言うそうです。
2chだけの事じゃないんですね。