伴奏が普段と違うと、入る場所が分からなくなったり、リズムがつられて変わっちゃったり、、、
何て事ありますか?
それは単純に拍子・拍・ビート、はたまたコード進行(ちょっと難しいですが)などの土台を聞かずに漠然と伴奏を聞いているからです。
もしかしたら聞いてる風で聞いてないのかもしれませんし、聴き方を間違っているのかもしれません。
または、伴奏の聴き方を知らないのかもしれません。
伴奏は、拍子や拍、ビート・和音を飾り付けした物ですので、その芯にあるそれらをきちんと捕まえる耳を養う事です。
捕まえると言う事は、それらを可能にする知識と経験値も必要です。
捕まえる練習と技術ですね。
例えば魚(伴奏もしくはアンサンブルする相手)を捕まえる(アンサンブルする)為には、釣り竿なりの道具(楽器や声)が必要です。
その道具の使い方(聞く方法や養われた耳)や方法を知り得る事です。
そうして始めて魚釣り(伴奏とのアンサンブル)ができます。
道具もなく、やり方も知らず魚が手の中に飛び込んできたら、それは偶然です。
偶然や当てずっぽうでは音楽も楽しめません。
その為には、漠然と練習するのではなく、的確な説明だったり、そう言う意識を持っての学びです。
それらを知る事により、歌や演奏はもちろん、音楽を何百倍にも楽しめる事に繋がります♪
by 伊藤