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30分チャレンジ 【2020/04/19(日)15:00】

観覧者の皆様、お疲れ様でした。

30分は思いの外短く、きびしかったです(笑)
両方じゃなくて、どっちかにすれば良かった。。

   今日の素材   

「1958 Miles」に入っている「On Green Dolphin Street」のコルトレーンとキャノンボールのソロです。

3分12秒あたりからです。

   ZOOM   

ZOOMのURL
https://us02web.zoom.us/j/2978171184

ZOOMのID
2978171184

ZOOMは、音声、ビデオ共にミュートにしてください。
デフォルトでミュートになるよう、こちらで設定してありますので、入ったらそのままで大丈夫です。
たぶん。

お知らせ

4月10日(金)に東京都都知事より発表された、新型コロナウィルス感染拡大を防ぐための休業要請に協力し、4月13日(月)から5月6日(水)まで、レッスンをお休みいたします。

サンプリング

ちょいちょいある、いつものサンプリングです。

今回は、「カルピス」由来の乳酸菌科学シリーズです。
太っ腹な5本一組です。

レッスン時にお渡しいたします。

#My乳酸菌 #趣味なびコラボ #カルピス由来の乳酸菌科学 #赤の乳酸菌 #PR

【音楽理論】分数コード

『分数コードに法則や規則はあるんですか?』と言う質問を受けました。

ざっくりと、「オン・ベース」と「アッパーストラクチャートライアド」の2種類かと思います。

コード進行上では「オン・ベース」の方が断然多いので、「オン・ベース」の話をします。

 

転回形のとしての分数コード

転回形の場合は、コード内の音をベースに持ってくるだけです。
通常はルート音をベースが弾くと言うルールになってますが、前後のコードによってルートではない方がメロディーとベースラインとの関係性が良い時などに使います。

【例1】

[key of C]
C G Am C
のコード進行の場合、

C G/B Am C/G
とする事によって、ベースラインが「ド シ ラ ソ」と順次進行となり、メロディアスなベースラインとなります。

【例2】

[Key of C]
F G7 E7 Am
の場合、

F G7 E7/G# Am
とする事によって、ベースラインが「ファ ソ ソ# ラ」と、パッシングラインになります。

 

と言うふうに、転回形でベースラインを変える場合に分数コードを用います。
また、メロディーラインとベースラインの禁則進行を回避するためにも変形させたりします。

 

わかりやすくする為の分数コード

【例1】

F/G
のコード

これを分数ではないコードで表記すると、「G79sus4(omit5)」となってしまい、パッと見、とても見にくくなってしまいます。

楽譜は“わかりやすさ”と言う事が重要ですので、「んーー?」となってしまわないような配慮が大事です。

 

ペダルポイントでの分数コード

ペダルポイントを使う際は、上記の両方を念頭に置いておきましょう。

【例1】

[Key of C]
C Cm D7/C Db/C C
のコード進行。

スタンダードジャズナンバーの「On Green Dolphin street」やジャクソン5の「Never Can Say Goodbye」なんかにも使われているこのコード進行です。

【例2】

[Key of Gm]
Am-5/D D7 Gm/D
のコード進行。

Autumn LeavesのBメロ部分の変形です。
ソロ回しの中盤とかでベースラインをペダルポイントにすると盛り上がり感が増します。

 

と言うふうに、ベースラインと言うのは、メロディーとの兼ね合いや、雰囲気を支配したりするので、上手に分数コードを使うことによって音楽を演出する事ができます。

ですので、楽譜上で学ぶだけではなく、鍵盤で分数コードを押さえてみて、その場所場所の分数コードはどうしてそうなっているのかを耳で確かめましょう。

そうする事によって、おいしく分数コードが使えるようになります。

【楽譜を読む・楽譜の仕組み】〜8分音符を理解する〜

4分音符、2分音符に続き、今回は8分音符です。
 
4分音符は「1」の長さ、
2分音符は「2」の長さ、
今回の8分布は「0.5」の長さです。
こんな形です。
 
棒の上から垂れ下がってる部分は「旗」と言い、2つ以上並ぶと棒の先でつなげて表現します。
 
2つ並ぶと、
こんなかんじ。
 
4つ並ぶと、
こんなかんじです。
 
 
表現の仕方です。
8分音符は「0.5」なので、4分音符「1」を今まで表現していた「ター」の後ろの部分「ー」を「タ」に置き換えます。
 
そうすると「タタ」になります。
 
ですので、
は、「タタ」、
は、「タタ タタ」と表現します。
 
 
次は4分音符との組み合わせです。
 
[a]は、「タタ タタ」(8分音符のみ)
[b]は、「ター タタ」
[c]は、「タタ ター」
です。
 
この3つ([a]、[b]、[c])の組み合わせを基本の3つと思ってください。
すなわち、8分音符は常に「2拍の塊」で見えるように練習します。
 
 
では、これまで出てきた、4分音符「1」、2分音符「2」、8分音符(2拍の塊で見る)の組み合わせ例です。
 
[d]は、「タタ タタ」「ター タタ」「ター ター」「ター アー」
後半の4分音符と2分音符の所も2拍の塊でくくりましたが、そうしなくても大丈夫です。
 
[e]は、「ター タタ「タタ タタ」「ウン ター」「ウン ター」
 
[f]は、「ウン ター」「タタ ター」「タタ タタ」「ウン ター」
 
[g]は、「タタ ター」「ウン ター」「ター タタ」「タタ ター」
 
 
言えましたか?
 
先程も書いたように、8分音符は「2拍の塊」で目に入ってくるようにする事が大事です。
 
「2拍の塊」で目に入ってくる事が、例えば文章を読んでいる時、知っている単語の一つ一つが目に入って来て読んでいくような感じととても似ています。
 
音符の一つ一つをじっくり見るのではなく、知っている塊で目に入れていく読み方が大事です。
 
これもまたメトロノームを使って練習してみましょう。
 
 
8分音符の基本はここまでです。
次回は付点4分音符と8分音符との組み合わせを練習しましょう♪
 
 
【楽譜を読む・楽譜の仕組み】〜8分音符を理解する〜
おわり