「ワンポイント音楽講座」カテゴリーアーカイブ

ブレス

ブレスやブレス箇所はとっても重要です。
歌や管楽器は音を出すための燃料補給場所。
その補給を失敗してしまったら先に繋がりません。
もう一つ、
ブレス=たっぷり吸う場所とは限りません。
と言うのも、ブレス箇所はフレーズ感を出すための
音楽的に重要な場所でもあります。
逆にフレーズの関係で、
休符はあるけれども絶対に息を取ってはならない箇所もあります。
そう考えると、ブレスやブレス箇所は、
息を必要としない楽器でも音楽を表現する上でのヒントになります。

タイとスラー

タイとスラーは見た目に似てますよね。
と言うか、見た目は同じ。。。
違いを質問すると、
「上向きか下向きかの違い」と答える方が少なくはないです。。。
正解は、タイは同じ音符同士を繋ぐ記号で、
スラーはスラーのかかっている間をなめらかにしましょうという記号です。
ちなみに上向きか下向きかは、棒の方向によって決まります。
大抵、音符側に弧を描きます。
微妙な時はどちらでも良いです。

ビットレート

mp3等の音楽ファイル。
みなさん、ビットレートはいくつにしていますか?
低くすればファイルサイズは小さいけど、音質が悪くなる。
高くすれば音質は良くなるけど、ファイルサイズが大きくなる。
難しいところですね。
一つの判断としてシンバルの音を聞いてみてはいかがでしょうか?
標準とされている128kbpsですと、シュワンシュワンという感じ。
192kbpsくらいになると、わりと普通のシンバルに聞こえてきます。
最近はハードディスク等の記憶装置が大容量だったり
ファイルの転送速度が上がってきてますので、
今までよりも高めのビットレートでも良いかもしれませんね。

パソコンをコンポに繋げる

mp3等、パソコンに音楽を取り込んで
聴いている方も沢山いると思います。
そこで、コンポの外部入力に空きがあるようでしたら
是非繋いでみてください。
最近のパソコンは、ヘッドフォン端子からで十分です。
(一昔前だとノイズが乗ったりしてましたが。)
ヘッドフォン端子はたいていミニジャック。
コンポの入力はピン入力なので、
ミニジャック←→ステレオピン
と言うケーブルを用意すればOKです。
(一応、双方のコネクタを確認してください。)
もっとこだわりたい方には、オーディオインターフェイスと言うモノ。
これは様々なモノが売っています。
用途によってチョイスが異なってきますので、
わかる人に相談してみましょう。
もちろんヴァーヴの先生でもOK。
一手間加えて、より良い環境で音楽を楽しみましょう!

調

「曲(オリジナル)の調はどうやって決めるんですか?」
んー、何げに悩むところなんですかね。
でも、悩む必要はありません。
何でも良いんです。(ん?答えになっていない?)
歌モノであれば、歌い手の音域に合わせる。
インストモノであれば、メイン楽器の音域や得意な調に合わせる。
って言う考え方でOKだと思います。
歌モノでCDとライブで調が違う事は多々ありますし、(その時の調子?)
ロック系の曲でAとかEとかシャープ系が多いのは、
単に竿モノの楽器で楽な調であるわけで、
ジャズ系の曲でフラット系が多いのは、
トランペットやサックス等の管楽器で楽な調であるからです。