「音楽」カテゴリーアーカイブ

【サックス】指の練習・指の動かし方

サックスに限らず、楽器をやる方はみなさん「テクニック」と言う事を意識するし、欲していると思います。

まあ、早く正確に動く「指」ですね。

 

「指」と書いてしまいましたが、

私は日頃から指を動かしてはダメと言ってます。

「なんのこっちゃ?」な感じですよね。

正確に言えば、自由が効く「人差し指」と「中指」は指を動かします。

残りの不器用なと言うか、そこまで自由が効かない「親指」「薬指」「小指」は手首のサポートが必要です。

サポートと言う表現をしましたが、言ってしまえば10割に近いくらい手首です。

 

ちなみに、皆さんは長時間の練習などで指や関節が「疲れる」「痛くなる」なんて事はあります?

そうであれば、指に頼った、指や関節に負担のかかるやり方で演奏していると言う事です。

手首の動かしができれば、練習すればするほど、ストレッチ効果の様に指が軽くなります。

以前、指や関節(得にオクターブキイを使う左手親指)が痛くなるという方に、「どのくらいの時間で指が疲れてきますか?」と質問を受けた事があります。

当然ながら、「全く疲れないし、痛くならないです」と答えました。

「えーーー!」と驚いてましたが、実際にそうです。

 

また、手首がきちんと使える事によって、リズムも良くなります。

「遅れる」「転ぶ」と言う事が無くなります。

付点の練習などしなくて良いですよ。

ガシガシと無理に指を動かそうとするからリズムが悪くなっている場合がほとんどです。

 

あとは、サックスあるあるの、

・ オクターブキイを離して下へ降りる時のレスポンスの悪さ

・ドからオクターブキイのレに上がる時のエラー音

・ソ#(左手小指)やレ#(右手小指)のやりくにさ

・サイドキーを使う高い音近辺の不自由さ

などなど、ほぼほぼ解決できます。

 

ちなみに時間がかかる事ではなく、やり方の問題なので、すぐにできるようになります♪

【音楽理論】テンションコード

『かっこいいテンションを教えて下さい』
とちょいちょい言われます。

 

例えばドミナント。

♭9thはマイナーキイのダイアトニックノートなので普通の事。
メジャーキイであれば、マイナーキイからの借用和音でちょっとアンニュイ感がでたり。

♯9thは、オルタードのサウンドだったり、ブルースフィーリングだったり。

13thは、♭であればこれまたマイナーキイのダイアトニックであり、メジャーキイの場合はマイナーキイからの借用和音。

それぞれの調性とスケールとコードが身についた上で、その場所に対してどの響きをぶつけようかな〜と思う事で、決してオールマイティーな飛び道具では無いと言う事です。

ま、お気に入りのテンションコードは誰しもあると思いますが。

 

味付けで例えるなら、醤油で食べようかな〜、塩で食べようかな〜、ケチャプかな〜、と、味を想像するように、各々の和音も想像できる耳を養い、狙って使えるようになる事が重要です。

そうすると逆に闇雲にテンションを酷使するのではなく、適材適所がわかるようにもなります。

 

メロディーラインで表現をするときは、音の並べ方によっても聞こえ方が変わるので、旋律だろうが、和音だろうが、ふかんで聴いた時に同じサウンドに聞こえる事が大事です。

今日のコード進行

新コーナー、『今日のコード進行』です。
1回で終わったりして。。

と言うのも、生徒さんからyoutubeなり、インスタなりの音を聴いては、「このコード進行はなんですか?」とちょいちょい質問を受けます。

ということで、今日質問をされたコード進行です。

||: A△7        | D7(+11)        | C#m7    F#7    | Bm7    Bb7(aug)    :||

のループです。

テンポ100くらいのハーフタイムシャッフルで遊んでみてください♪

3小節目3拍目のF#7ですが、♭9thでアプローチをしたくなっちゃく人は、次のBm7にちゃんと反応した方ですね。
ですが、E Majorのままでも良いですよ。

2小節目は、Lydian 7thのサウンドをうまく楽しんでください。

【音楽】リズムを良くする為に

昨日のレッスンで、「あれ〜、リズムすごく良くなったね〜」と言ったところ、
『先生に言われて通り、音程を付けずにひたすらリズムだけを歌ってました』
と。

正解!

リズムに音を乗せると言う段取りです。
まずは拍(カウント)に対して、リズムだけをきちんと歌えるようにします。
それが出来てから、音(音程)を乗せます。

楽器の場合は運指ですね。
歌の場合は歌詞ですかね。

世の中、音程や指使いと言った、『音』を先行して思いがちですが、リズムがきちんせねばどうしようもありません。

また、リズムを歌うには適切な言葉をあわせる事が重要です。

管楽器であれば、タンギングとスラーの様に“タ”と“ラ”で歌うのがベストです。
私の様な管楽器奏者が思うに、管楽器じゃなくてもそのように歌うのがベストじゃないかな〜と思います。

その際、忘れていけないのは、表拍の休符も歌うことです。
音符の始まりがフレーズの始まりではなく、裏拍や1拍目以外から始まってるフレーズはその前の休符もメロディーの一部として感じなければ成り立ちません。

それらがわかると、音楽の感じ方が変わりますよ〜

伊藤

【音楽】調号(調子記号)

ちょっと前に、ツイッターのヴァーヴのフォロワーさんが、
「調号が増えていくと5度ずつ転調してるのに気づいた」
と言う事を載せていました。

何でも良いので、そういった気付きから「オー!」って思える事が学びにとって大事ですね。

ただ物事を機械流れの様に覚えても、案外すぐに忘れてしまう気がします。

そうやって、「オー!」と感動なり納得なりのプラス要素で感じたものは記憶に残りますよね〜。

で、話がずれてしまいましたが、調号。

♯の付く順が、ファドソレラミシ。
♭の付く順が、シミラレソドファ。
コレって、互いに逆になってるって面白いと思いませんか?
「ファドソレラミシミラレソドファ・・・・」
回分みたいに。

あとは、調号と主音の関係でして、♯系の場合、調号の一番右に付いた♯の音をシ(移動ド)と考えると主音のド(移動ド)が見えてきます。
[シ]ャープ=シ

同じように♭系の場合は、調号の一番右に付いた♭の音をファ(移動ド)と考えると主音のド(移動ド)が見えてきます。
[フ]ラット=[ファ]ラット=ファ

ちょっと説明が難しい。。。

そうそう、回文と言う言葉を使いましたが、面白い回分を知っていたら教えてください。

たいやきやいた
よるにんじんにるよ
さくらとるのにパパにのるとらくさ

伊藤